人や自然を思いやり、優しい気持ちを持つこと。隣人愛。


いつも正しく、正直に誠実な心でいること、またそのように人に接すること。


地球、社会、地域に共に暮らす一員としての責任。自分のことは自分でする。


すべての人を敬い、尊敬しそして受け入れる心。


 

キャラクターディベロップメントとは・・・

 アメリカYMCA同盟で提唱された“YMCAキャラクターディベロップメント”運動を、神戸YMCAでも推進していきます。これは現在、日本全国のYMCAでも広がっている運動です。

 “キャラクター”は「人格」を、“ディベロップメント”は「向上」を意味します。アメリカYMCA同盟は、『子どもたちの人格形成に必要なもの』という調査を全米規模で行い、その結果、40ほどの要素が重要であるとわかりました。その40の要素をさらに整理すると4つの価値(value)に集約されました。それが“CARING”(思いやり)、“HONESTY”(誠実さ)、“RESPONSIBILITY”(責任感)、“RESPECT”(尊敬心)という4つの価値です。これらのことをYMCAのあらゆる活動・プログラムに反映させ、会員の皆様と共に、望ましい人格の形成、また人と人との関係づくりにおいて大切な“価値”に気づいていく取り組みとし展開していきます。

 競争原理の中で育てられると、自分のことだけ大切にし、まわりの人を思いやる心も忘れ、ひいては自分より弱い人を見つけて攻撃するようにさえなってしまうとの報告もあります。この4つの価値は何も目新しいものではありません。しかし、問題を多くかかえたこのような時代だからこそ、私たちYMCAはこの4つの価値を特に大切にし、プログラムの中にも取り入れつつ、子どもたちと共に考えたいと願っています。

 この運動は、「〜してはいけません」という否定的な視点から行動を説くマナー週間のようなものではありません。「人にしてもらいたいと思うことは何でも人にする」という肯定的な行動指針です。子どもたちの人格に、この4つの価値が生涯にわたって育まれていくこと、これが私たちYMCAの願いなのです。

 子どもたちにとって最高のモデルであり、良き理解者であるのは何よりも保護者の皆様です。この“キャラクターディベロップメント”運動にご理解・ご賛同頂き、YMCA・家庭・地域が一体となってこの運動を推進していくことが出来ますよう心よりご協力をお願い申し上げます。

 学校法人神戸YMCA学園では、キャラクターディベロップメントを通し、子どもたちが倫理的・道徳的な特性を学び、満足する生活を送ることができるようにします。そして、卒園・卒業後にも役立てることの出来る、一人の人間としての責任・市民としての責任についての意識を発達させることを目指しています。

 日本でも、キャラクターディベロップメントを『品性徳目』という名称で、研究対象として、研究がされている大学があります。